ゼクシィをはじめ、マイナビ、ハナユメなど、たくさんの式場紹介サイトがあります。
情報が豊富でお得なキャンペーンもありとても便利で活用しないテはないのですが、あくまでも運営会社は営利団体であることを忘れてはいけません。
結婚式場サイトのビジネスモデル(儲けの仕組み)を知れば、踊らされることなく賢く利用できます!
ゼクシィ(リクルート)のビジネスモデル「リボンモデル」とは?
ゼクシィの利益を生み出す仕組みは、「リボンモデル」と呼ばれています。
出典元:東洋経済オンライン
カスタマー(一般の消費者。つまり新郎新婦) とクライアント(企業や事業者。つまり式場)のベストマッチングを生み出す仕組みです。
リボンモデルはゼクシィなどの結婚式場サイトだけではなく、リクナビなどの就職サイトや、ぐるなびなどのグルメサイトにも用いられている手法です。
結婚式場サイトの仕組み
このリボンモデルを結婚式場サイトにあてはめるとこのようになります。
目立つ結婚式場は広告費をかけている
結婚式場サイトで大きく取り上げられている=いい式場
ではありません。
食べログなどをよく利用する方はわかるかと思いますが、簡単に言えば広告料を多く支払っている企業が目立つように表示されるしくみです。
広告料を多く払うことによって上位に表示されるようにしたり、画像や情報を多く載せることができます。
例えば、ゼクシィで横浜周辺の式場26件を一覧表示した場合、上位18件はこんな感じ。
写真やフェア情報などふんだんに掲載されています。
クリックして式場の詳細ページを見ると紹介ムービーまであります!
下に下がって・・・19位からはこんな感じ。
画像がなくなりましたね。
22位以降となるともうこれだけ。。。

もはや式場なのかビジネスホテルの一覧なのかわからない情報の少なさ!
これらは「人気順」「おすすめ順」などではなく、
「広告料順」
です。
式場のイメージ画像は詐欺写真だと思って見る!
結婚式場の広告画像はとにかく素敵ですよねー。
しかしこれらは、
最高のコンディション(お天気や季節)で
最高の技術者(カメラマン等)が
最高ランクのお料理や装飾で
オプションメニューてんこ盛りで
美男美女モデルを使って撮影
して、そのうえ
もっともっと良く見えるよう画像加工
までしています。
とにかく最大限魅力的に見えるように撮っています。

メイクで盛りに盛ってアプリでいじりまくった自撮りだと思ってください!!!
一方で、掲載されている見積もり例はオプションなし、料理のグレードも低めなど、最低限のものだったりします。
それを念頭において見るようにしましょう。
イメージ画像とザックリな見積もりで契約してしまうと・・・
あなた「パンフに載ってたバルーンリリースしたいんですけど~」

ありがとうございます!バルーンのオプション7万円です!
あとガーデン・プール利用オプションは10万円です!
なーんてことになってしまいます。
見る目を養ってブライダルフェア(見学)に行く式場を厳選する
もちろん、広告費を多く払っている式場が悪いというわけではありませんが、こういった仕組みを知って見る目を養っておきましょう。
見学できる式場は限られている
できるだけたくさんの式場を見学するようにおすすめしていますが、それでも条件に合いそうな式場全部を回るわけにはいきません。

式場選びは見学してから始まると考えがちですが、最初のリストアップの作業がとっても重要です。
式場紹介サイトで目立たない式場でも、あなたにぴったりの式場があるかもしれません。
ここで目立つ広告を打っている式場ばかりチョイスしてしまったら、本当にピッタリの式場は候補にも挙がらないまま終わってしまうかもしれないんです。
ブログ、SNSなどを参考にする
大手のゼクシィやマイナビウェディングは掲載数情報数が多くとても役立ちます。
もちろん活用すべきなのですが、他の小規模なサイトや、個人のブログ、InstagramやTwitterなども是非参考にしてみてください。
気になる式場などあれば式場名で検索してみると個人が発信したリアルな情報が出てくるかもしれません。
実は私自身、ゼクシィに掲載されていないレストランで挙式しました。
ずっと憧れていたレストランで、
「あのレストランでパーティができないかな?」
と思って検索したところ、そのレストランで人前式、披露宴ができるウェディングプランがあることを知りました。
実際に式を挙げた新婦さんのブログを読んで、見学に行きました。
お料理の質や内容に対してかなりリーズナブルだったと思います。
式場紹介サイトで探すのがメインになるとは思うのですが、補足的にブログやSNSも活用すると穴場の式場に出会えたり、よりリアルな情報を得ることができると思います。
結婚式場を探すサイトと申し込むサイトは別!?
ゼクシィでもマイナビでも、見やすいサイトで式場探しをすれば良いと思います。
でも実際ブライダルフェアに行く時はお得なキャンペーンを実施中のサイトから申し込むのがおすすめです!
ブライダルフェアの予約で商品券がもらえるキャンペーン中【Hanayume(ハナユメ)】