妊娠中の挙式は時期を選べば良い?私はマタニティウェディングをおすすめしません

マタニティウェディング 僕たちの失敗

こんにちは。ノノコです。
ブライダル業界で働いていました。

今回は、「授かり婚・おめでた婚の結婚式」について考えてみます。

私がマタニティウェディングをおすすめしない理由

彼が、「妊娠してるんだし、結婚式はやらなくていい。やりたくない」と言っている。
でもあなたは「結婚式はあきらめたくない・・・」と思っている場合。

 

このブログは、
新郎様がイマイチ乗り気でなくても結婚式をやりたい新婦様を応援する!
というコンセプトでやっているのですが。

実は私も妊娠中の結婚式に関してはあまり積極的ではありません・・・

ノノコ
ノノコ

すみません!

妊娠中でも安定期の結婚式なら問題ない?

「おめでた婚 結婚式」とかで検索すると、ブライダル関係の企業サイトや広告ページがヒットするので「妊娠中でも大丈夫!マタニティウェディングにおすすめの式場はココ♪」とか「妊娠中でも諦めないで!」みたいなページがたくさん出てくると思います。

例えばこんな感じ・・・

マタニティウエディング(授かり婚)で妊婦さんも安心の結婚式|マイナビウエディング
妊婦さんも安心の結婚式を! マタニティウエディング(授かり婚)でマタニティウエディング(授かり婚)成功のポイントをご紹介。スピード婚&授かり婚カップル向けの3カ月以内のオトクな結婚式プランも。

こちらのページによると、

マタニティウェディングの時期
出産前のカップルが結婚式(マタニティウエディング)を行ったタイミングは、お腹が大きくなってくる前の3カ月未満の時期か、安定期に入った妊娠5カ月~6カ月で行う人が多いよう。

出典元:マイナビウェディング

とのこと。

妊娠7~11週目あたりがつわりのピークである場合が多いため、つわりが治まってくる時期といわれる12週目以降で、なおかつお腹がまだあまり目立たない時期・・・
ということで妊娠5~6か月の頃に挙式するカップルが多いのだろうということです。

 

確かにマタニティ婚のお客様は増えていました。
私も、無事に予定通り挙式されるお客様を多く見ていたし、
「大変だけど何とかなるものなんだな。」
と思っていました。
無責任に、「大丈夫ですよー♪」とか言っていました・・・。

 

でも、実は・・・私も結婚式の準備中に妊娠してしまったんです。
妊娠中の結婚式準備はそれはそれは大変で辛くて・・・
自分が経験してみて、その結果、

マタニティウェディングは不可能ではないけど望ましくはない。

と思いました。

式場決定後に妊娠。地獄のつわり・・・

「子供は欲しいけど妊娠は結婚式と新婚旅行を終えてから。」
と決めて、ちゃんと注意していました。

 

一度だけ、具体的に言うのもなんですが・・・
「あれ、失敗した?かな?」
ということがありました。
でも、大丈夫だろうとそのままにしていたら。

 

なんとその一度で妊娠していたのです・・・!!!!!

 

かなり驚きましたが、幸い、日取りもちょうど安定期にあたる時期でした。
大丈夫!頑張ろう!!新婚旅行はあきらめるとしても、結婚式はできる!
と思いました。

 

でも・・・妊娠が分かって2週間ほどたった頃。
妊娠7週目に入ったあたりから、地獄の吐き気に襲われました。

起きていても吐き気。
横になっても吐き気。
食べ物なんて何も受け付けず、
ひとくち水を飲んでも吐く。
吐いてスッキリしたと思っても3分後にはまた吐き気・・・

つわり

過去経験したどんな病気よりも、ダントツで辛かったです。
楽になる時間がないのです。そして、辛さを緩和する薬もないのです。
あまりの辛さに気絶するように眠って、数分間は意識を失うことができますが、しかしまた吐き気で目が覚める・・・。

食事も水分も摂れず重症妊娠悪阻と診断され、入院して毎日点滴。
肌も髪もボロボロでした。

 

もう、結婚式どころじゃないです。
誰にも会いたくない。

つわりは12週ごろから治まってくることが多いと言われますが、かなり個人差があり、産み落とす瞬間まで吐き続ける人もいるそう。

1時間も耐えられず涙とゲロでボロボロなのに、これがまだ半年以上続くってこと・・・!?
絶対無理!もう死にたい!死なせてほしい!!

本気でそう思いました。

結婚式のことを考えるのがもうストレスでしかないんです。

挙式予定日に本当につわりが治まるのか分からないし、治まるとしてもそれまでこの状態では準備がなにもできない。
キャンセルするしかないかと思ったけど、キャンセル料が何十万もかかってしまう。
延期ならキャンセル料かからないけど、延期するにしても、いつにすればいいの?
どうしようどうしようどうしよう。ああまた吐く・・・オエエエエ・・・

悩みながらも深く考える余裕がなく、ただひたすら不安に思いながら、寝たきりの吐きっぱなしで過ぎて行きました・・・。

流産。そして情緒不安定に

地獄の日々が続いていましたが、ある日ふっと、突然楽になりました。

「やっぱり私のつわりも一時期だけだったんだ!良かった・・・!」

と喜んだのも束の間・・・結果は稽留流産
お腹の中で胎児が亡くなったために、つわりがなくなっただけでした。

赤ちゃんを子宮から取り出す手術を受け、退院。

 

結婚式は、中止・延期する理由がなくなったので、予定通り行うことに。
しかし流産はホルモンバランスがかなり乱れるらしく、私もしばらく精神的に不安定な状態が続きました。

せっかく授かった赤ちゃんが死んでしまったからという悲しみもありますが、
「こんなに辛いなら妊娠したくなかった」と考えたからではないか、とか「死にたい」と思ったせいではないか・・・とか、とにかく自分を責めることばかり考えてしまい、毎日泣いていました。

パートナー大吉くんの発言にもいちいち敏感になってしまい、ちょっとした言葉ですぐにショックを受けたり怒りを感じたりして、ふたりの間もギクシャクしていました。

 

この状態から立ち直るのに時間がかかり、結婚式の準備にとりかかれたのは式の約2か月前・・・!
招待状を出さないとマズイというギリギリの時期でした。

妊娠の経過は個人差がありすぎる

私のつわりは特にひどかったと思います。
でも、つわりが軽いとか重いとかは全く予想ができません。
よく「母親に似る」なんていいますが、私の母親は全くつわりが無かったそうです。

私ほどひどくはなかったとしても、程度は別として「つわり」自体は9割の妊婦さんが経験すると言われています。

悪阻の経験アンケート出典元:『ルナルナ』ユーザーのアンケート調査「みんなの声」Vol.23

また、前述のように「妊娠5~6か月での挙式が比較的望ましい」とよく言われますが、

つわりアンケート出典元:『ルナルナ』ユーザーのアンケート調査「みんなの声」Vol.23

このように、確かに5か月ごろまでにつわりが治まる人が多いものの、3割の人がそれ以降も続いたと答えています。
3割って、あまり低くはない可能性ではないでしょうか・・・。

仮に5か月で終わったとしても、つわりと戦いながらの準備は辛いと思いますし、「5か月で終わる」かどうかは予め分かってはいないので、不安な状態で過ごすことになります。

 

それに、妊娠しているとつわり以外にも体の変化が色々あります。

これも人によるのですが・・・私はニキビが異常発生しました。
でも妊娠しているので、薬を飲むこともできません。

また、安定期以降かなりの頻尿になりました。
30分に1回くらいトイレに行っていました。

他にも、妊娠が進むにつれてむくみがひどくなったり。
髪の水分量が減って藁のようにバサバサになったり・・・。

経験したことのない身体トラブルがたくさん起こりました。

体毛が濃くなる人もいますが、妊娠中は脱毛ができません。
ブライダルエステも安定期前は受けられません。

結婚式前は特に外見に磨きをかけたい時だと思います。
が、妊娠中は色んなトラブルが起こりやすく、それなのに治療やケアが思うように受けられないんです。

 

結婚式は準備期間も楽しく過ごすべき!
過去最高にキレイな自分で本番を迎えてほしい!
妊娠中は自分の身体と赤ちゃんを第一にしてほしい!

・・・と思うので、私はマタニティ婚はどうしてもおすすめできません。

それでも妊娠中に結婚式をしたい新婦様へ

いまは結婚するカップルの4分の1がマタニティ婚だと言われているそうです(ほんとか!?)。
妊娠中の結婚式だったけど何も問題もなく挙式を終えたカップルは確かにたくさんいます。

私はおすすめはしませんが、あなたが「ど~~~しても妊娠中にやりたい!やらないと後悔する!!」と思うのであれば、以下を参考にしてみてください。

ノノコ的・マタニティ結婚式準備の注意点

どうしても妊娠中に結婚式をしたいというあなたに、ビビリな私がおすすめするのは、

  • マタニティ婚に慣れている式場を選ぶ(慣れてない式場はあまりないかもしれませんが)
  • できれば、つわりが始まると言われる妊娠7,8週の様子をみてから、妊娠6~7か月あたりの日取りで式場を予約する
    (つわりの時期は個人差があるので断言できませんが、ひどい人は妊娠8週までには始まっている可能性が高いと思います。日取りについては、妊娠5か月だとまだ不安定な人も多いので、せめて妊娠6か月には入っていた方が良いかと思います)
  • ゲストの人数は少なめにする、または家族婚やふたりきり婚にする
    (人数が多いと準備が大変で、プレッシャーも大きいです。いざとなったら中止できるくらいの人数がおすすめ。ゲストを呼んで賑やかに!という願望がないのであればふたりきりの結婚式にすればかなり負担は少ないと思います。)
  • 手作りや節約など頑張り過ぎず、出来る限り業者に頼る
    (本番に備えて出来る限りゆったりと過ごしましょう。手作りや節約を頑張り過ぎると手間がかかります。お金より身体を最優先に。何かあったら後悔します。)
  • ウェディングドレスはマタニティ向けのデザインにする
    (ウェディングドレスはかなり体にフィットさせて着用します。お腹の出方は個人差が大きく、予想が難しいです。あまりに予想とサイズが異なるとお直しで対応しきれない場合もあります。式直前にお直しすればいいと安易に考えず、エンパイアなどお腹のサイズ変化に対応しやすいデザインを選びましょう。)

写真だけの結婚式。フォトウェディングはどうですか?

私は写真だけじゃ満足できなかった人間なので、フォトウェディングはどうですかなんて人に言える立場じゃないんですが。

つわりや流産など経験した今だから言えることですが、もし自分がマタニティ新婦に戻ったら・・・フォトウェディングを選ぶと思うんです。

 

その代わり、結婚式を挙げないぶんとことんこだわる。。。

結婚式は何か月も前に申し込まないといけないけど、フォトウェディングなら1,2か月後でも撮れるので、つわりが落ち着いて体調が安定してからの申し込みでも十分間に合うと思います。

マタニティフォトも兼ねて撮れますね!

 

それから・・・フォトウェディングを受け付けている人気の式場もあります!
私は少人数婚だったので、大人数専門の人気の式場などはノーマークだったのですが、写真だけなら憧れの式場で撮れるかもしれませんよー♪

マタニティ結婚式専門のオンライン相談カウンターがある

私は利用したことがないので詳しいレビューができないのですが、マタニティウェディング専門の結婚式相談カウンターがありました。
直接店舗に行くのではなく、オンラインで相談できるそうなので外出がつらい妊娠初期の新婦様には良いですね。



マタニティの方は半年以内など割と近い日取りで申し込むことになるので、短期間で挙式できるプランを多く扱っているようです。